高橋源一郎氏 入学式で考えた ぼくには「常識」がない?「朝日新聞2012.4.26」を読んで

本文より…
みんなが「常識」だと思っていることが、実はそうじゃないってことだ。…
国連・子どもの権利委員会が、
厳しい競争環境が子どもたちをイジメや精神障害といった
不幸な状態に陥らせていると日本に勧告した。…
この社会は、やがて子どもたちに引き継がれる。
なのに、ぼくたちの「常識」には「子どもに失礼のないように」ということばがないんだ。…

世の中の「常識」というものを、自分の素直な心で見て、
「?」といった疑問を素直に表に出せる人はなかなかいそうで、いないもんだと、
つくづく思う。
高橋さんが言う、入学式であいさつするために舞台上にあがるとき、
舞台奥に向かって一礼することや、入学式で歌う「国歌斉唱」など。
実際に生徒に向き合っている先生方の意見を聞き入れればもっと、
子どもたちにとってステキな入学式になるかもしれない、と彼は言う。
世の中の「?」を自分の心の目で見て、素直に尋ねられる人になりたいと思う。
そんな人がたくさんいたら、とってもあったかい世の中になるだろう。

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